以前から気になっていたニューヨーク最古のウィスキー蒸留所、
Kings County Distillery。近所にあるのに行くことなく日々過ぎていたのですが、重い腰を上げていざツアーに参加。
Brooklyn Navy Yardという、その名の通り昔の海軍造船所の敷地内にある古い建物に蒸留所はあります。もともと銀行だったそうで、ここを使えるように改築するのに約1年かかったそう。
ちなみにBrooklyn Navy Yardは現在は民間に売却され、スタジオ、工場、会社などいろいろな施設が入っています。
ツアーは毎週土曜1−4時のみ開催。ひとり$8で、3種類のウィスキーの試飲ができます。そして、こちらの売店でウィスキーなどを購入することができます。
お客さんはほとんどいないと勝手に想像して行ってみたら、びっくり! すごい人がいっぱい!! ツアーも大人気。辺鄙なところにあってもやっぱり知ってる人は知ってるんですね〜。
ツアーでは禁酒法の話、ニューヨークとウィスキーの歴史の話からはじまります。まさに我が家が今あるストリートでその昔はバトルがあったこととか知って、2〜300年前に我が家の道を想像してみたり。
うちのエリアの
Vinegar Hillはもともとアイリッシュ系の移住者が住み始めたところだそうで、ウィスキーと関連するんですね〜。なるほど。
そして1階の蒸留所を見学。そもそもウィスキーがコーンからできているものがあるなんて全く知らず、何もかもが初めての話。
ボコボコ。生きていますね!
バーボン、スコッチ、ウィスキーの違いなんて今まで考えたことがなかったけど、こうして話を聞くと奥深い。
そして、2階の熟成させる部屋。
彼らは味を見て品質管理をしているそうです。
この部屋には空調がなく、季節に合わせて熟成期間を見計らうそうです。なので、出来上がった季節によっても味が異なるそうです。
「Moonshine」「Bourbon」「Chocolate Whiskey 」を試飲。ウィスキーの味は私にはちょっとまだ早いようで、試飲しても美味しいとは残念ながら思えず。。。
チョコレートのウィスキーはとっても珍しいのだと思いますが、カカオの香りがしっかりとして、まさにチョコレート!!
蒸留所の外観。趣があります。
寒いニューヨークの冬はこうした室内のアクティビティーが一番ですね。