NYのウェディング事情
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アメリカで結婚式をするということで唯一決まっていることといえば(州にもよりますが)、NYの場合は24時間前までにマリッジライセンスを取得し、そしてオフィシアントという結婚式を執り行ってくれる資格を持った人が立ち会って結婚式を挙げ、結婚許可証に署名をしてもらうこと。これが唯一決まっていること。「結婚式」と「法的な結婚の手続き(入籍)」は別物として考えられている日本と違い、アメリカではオフィシアント立ち会いの結婚式をしなければ法的に結婚が認められないということです。
日本では会場を決めた時点で、衣装、花、写真などを決まった会社から選ばなければならず、自分で好きな衣装やカメラマンなどを持ち込む場合は「持ち込み料」がかかることが多いのです。アメリカでも会場によってケータリングはココでお願いしたいという指定があることもありますが、お花、フォトグラファー
ビデオ、DJなどのベンダーは自分たちの好きな会社を持ち込むのが当然で、持ち込み料という概念はありません。
イベントの対象はこれから結婚するカップルたち、そしてウェディング業界のベンダーたちです。
イベントデザイナー、コーディネーターの協力のもと準備をしていくカップルも多く居ますが、自分たちだけで全てのベンダーを決めていく人たちも沢山居ます。
私自身の結婚式は100%手作りで、友人家族の協力のもと自分たちだけで手作りで結婚式をつくりました。お花だって、テーブルセッティングだって全て当日自分たちでセッティングしました。デザートのケーキも道中自分たちでピックアップしてレストランに持ち込んだりと、完全に手作り結婚式。持ち込み料なんて概念もないので、自分たちの予算と、やりたいこと次第で何でもありな自由な結婚式をすることができました。
一番大切なのは、結婚式を挙げる当人のお二人が、お二人らしく結婚の第一歩を歩むことなので、アメリカの結婚式を単に真似っこしてもそれでは意味もないんですね。
by mihophoto
| 2012-08-19 11:42
| -- Wedding